ホームページ掲載無人航空機とは、「資料の一部を省力することができる無人航空機」ともいい、国土交通省のホームページで公開されています。資料はドローンのメーカーや型式からなるリストになっていて、このリストが令和6年2月13日付で更新されました。
ホームページ掲載無人航空機とは
この資料に掲載されている型式の無人航空機は、
・良好な気象条件
・十分な技量を有した操縦者による飛行
において、当該無人航空機の検証を行った結果、安定した飛行と非常時に人等に与える危害を最小限とするための国が定めた要件(第三者の上空で飛行させる場合を除く。)に適合したことを国が実機により確認済みということになります。
ホームページ掲載無人航空機のメリット
ホームページ掲載無人航空機の資料に掲載されている型式の無人航空機を使用して国土交通大臣の飛行許可・承認を申請する場合、
・機体及び操縦装置の設計図又は写真(多方面)
・運用限界及び飛行させる方法が記載された取扱説明書の写し
・追加装備を記載した資料(第三者上空の飛行を除く)
の提出が不要となります。
多数の写真、大容量の取扱説明書を添付する必要がなくなり、申請の手間が減ります。
今回追加された機種
ヤマハ発動機(株) YF300AX,AP(L73)(ヤンマー)
今回追加された無人航空機は390㏄のエンジンを搭載した比較的大型の農薬散布用のドローンです。
ドローンというよりは無人ヘリコプターといった方が良いかもしれません。