石川県でドローンを飛行許可承認なく飛ばして書類送検された事例

2023年11月13日に、石川県内の飛行禁止区域で、国土交通大臣の承認なくドローンを飛ばしたとして、50代の医療関係の会社役員の男と30代の飲食店店員の男が航空法違反の疑いで書類送検されました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2eec1e04363b9ada97278ada98d5571e8d0f5b20?fbclid=IwAR3LAHvysWa9xpc5vpmfl9yvrEd7pT2ogZo1AsANN74G6C8Rw83WWHx66bc_aem_AckYlG98acMqrlDBh8FU00aWjiqqfaZpAxMA9LOp4Vi0pzIdliOTBDH7jBjVZgWr67M

ドローンの機体登録が100g以上になったのは、2022年6月20日からです。

これは航空法の改正によるもので、ドローンの利用が増えていることや、事故やトラブルの防止のために必要とされた措置です。

登録制度には、機体の所有者の情報やマイナンバーの提出、登録記号の表示、リモートID機器の搭載などの義務があります。

登録をしないで屋外で飛ばした場合は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性があります(航空法157条の7)。

また、特定飛行と呼ばれる空域や方法で飛行させる場合に、国土交通大臣の許可や承認を受けずに飛行させた場合や、飛行計画を通報せずに飛行させた場合などに、50万円以下の罰金が科せられます(航空法157条の10)。

登録はインターネット上で行うことができ、2021年12月20日から事前登録の受付が始まっています。登録の有効期限は3年間です。

皆さんも、100g以上のドローンを購入する際は、必ず機体登録をし、さらに、飛行許可・承認のいる場所で飛行させる場合は、適切な許可・承認を取得してからドローンを飛ばすようにしてくださいね。