セキドのUAV測量機精度点検サービス

こんにちは、ドローンワンストップ相談室の富永です。今回は、UAV測量機器の点検についてお話ししたいと思います。

UAV測量とは

UAV(Unmanned Aerial Vehicle)は無人航空機の略で、測量においてはドローンなどの無人航空機を使用して数値地形図データや三次元点群データを作成する技術です。一般的にはUAVとドローンは同じ意味で使われることが多いです。

測量に用いられるUAVは、以下の性能を有するものが必要です:

  • 自立飛行可能
  • 異常時の自動帰還機能
  • 飛行区域の地表風に耐える飛行能力
  • 撮影時の飛行姿勢、デジタルカメラの水平および写角の確保

 

UAV測量機器に求められる点検・試験

UAV測量とは、無人航空機にカメラやレーザーなどのセンサーを搭載して、空から地形や建物などを撮影し、3次元データを作成する測量方法です。UAV測量は、従来の測量よりも高速、高精度、低コストで測量できるというメリットがありますが、その反面、機器の性能や精度にも高い要求があります。

国土交通省の【3次元計測技術を用いた出来形管理要領 (案)】や【作業規程の準則】は、公共測量を行う事業者に対して、UAV機器の保守点検や精度試験を6か月おきに行うことが求められています。しかし、UAV機器の点検は、一般的な測量機器とは異なり、専門的な知識や技術が必要です。また、点検を行う場所や方法も限られています。

セキドの提供するUAV測量機器点検サービス

そこで、私は、株式会社セキドの提供するUAV測量機器の点検サービスをご紹介します。セキドは、UAV測量のプロフェッショナルであり、第三者機関として、UAV測量機(DJI製品)がカタログスペックに記載されている精度を得るための性能を有しているのか、点検を行っています。

セキドの点検サービスは、以下のような流れで行われます。

  • 機材をセキドに送付する
  • セキドが精度点検を実施する
  • 点検結果を報告書として提出する
  • 機材を返送する

点検結果は、【無人航空機検査証明書】という書類にまとめられ、機器の状態や精度が一目でわかります。この証明書は、国土交通省の要領や準則に沿って作成されており、測量作業の際にも有効な資料となります。

セキドの点検サービスを利用することで、UAV測量機器の性能や精度を確認することができます。点検サービスの料金もリーズナブルで、対応も迅速で丁寧でした。UAV測量を行う方には、ぜひセキドの点検サービスをおすすめします。
以下のYouTube動画でその概要を知ることができます。

セキドのウェブサイトは、こちらからご覧いただけます。

https://sekido-rc.com/?pid=178580801

なお、行政書士法人山口事務所ではドローンの飛行許可・承認申請だけでなく、UAV測量導入にかかる補助金申請を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。