本当にDIPS2.0なる新システムで利便性は上がるのでしょうか…?期待と不安が入り乱れるOctoberの巻

現在、国交省は無人航空機の各種手続きをオンラインで実現可能する「ドローン情報 基盤システム2.0」(通称DIPS2.0)の整備を進めているとのこと。

▼ドローン情報基盤システム2.0<通称:DIPS2.0>とは
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001443274.pdf

https://www.mlit.go.jp/koku/content/001443274.pdf
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001443274.pdf

こちらのシステムは資料にもありますとおり、DRS、DIPS、FISSの各種申請を登録システム1つで行うことが出来るというのに加え、新しく始まっていく技能認証などの各種申請手続きにも対応予定のようです。

利便性が更に向上していくのに期待しましょう。

しかしながら気になるのが、通称DIPS2.0というネーミングです。

DRSもFISSも消滅してDIPSに吸収されるということなのでしょうか?

それぞれ今後も独立したシステムとして存在し続けるのであれば、通称DIPS2.0というのはまた混乱を引き起こすのではないかと思うのですが…。

https://www.mlit.go.jp/koku/content/001443274.pdf

段階的に統合という文字があるので、市町村合併のようにDRS、FISSがDIPSに吸収されて1つの統合されたシステムになり、今後は「DIPS2.0で機体登録して下さい。DIPS2.0で飛行申請出してください。DIPS2.0で飛行計画を登録して下さい。」という事になると考えるのが筋ですかね。

ですが、そうなると今度は「申請ページにひとっ飛び」というのがよくわかりません。

https://www.mlit.go.jp/koku/content/001443274.pdf

それぞれ独立したシステムは継続しつつ…んー…。。。DRS、FISSという名前が単純に「はく奪」されてしまうというだけになるってこと?
単純にFISSという名前が飛行計画という名前になるってこと??
今まで通り「FISSで~」って言ってしまいそうな気が…。

ややこしく考えすぎでしょうか(;’∀’)

もうちょっと全容が見えてスッキリしたいところです。うまくやってくれることに期待しています。

注意していただきたいのは移行スケジュールです。

https://www.mlit.go.jp/koku/content/001443274.pdf

飛行日が2022年12月5日以降の飛行許可承認、飛行計画は、DIPS2.0での通報が必要です。

https://www.mlit.go.jp/koku/content/001443274.pdf

今から12/5以降のあれやこれやを申請したり登録しても無駄ということなんですね。

これは実際に現時点でDIPSやFISSで12/5以降の分を登録しようとすると注意喚起とかが出るんですかね?

「無効となります」っていうのではなくて、実際に登録出来ないようにシステム的にロックをかけるなどの対処があれば良いのですが…。

DIPS2.0公開まであと1か月…ある意味DJIの新製品発表よりもドキドキしますね~(笑)

 

 

 

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